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大穀 良美 / 前野 伶【前編】 大穀 良美 / 前野 伶【前編】

CREATOR’S
INTERVIEW #005

大穀 良美

前野 伶

ページ

代表作:大穀良美 担当プライズ『エヴァンゲリオンシリーズ』他、前野伶 担当プライズ『サンリオキャラクター』、映画タイトル 他

トップスペシャルコンテンツCREATOR`S INTERVIEW #005

ページ1/2

  • CHAPTER 1
  • CHAPTER 2
  • CHAPTER 3

CHAPTER 1

UFOキャッチャーでとったぬいぐるみを見て、
「このようなプライズを作る仕事もいいな」
と思ったんです

―おふたりが所属する、マーチャンダイジング部とはどのような部署ですか?

大穀

プライズ(セガプライズ)の企画・開発・販売、そして店舗向けのプロモーションまでを一括で行っている部署です。ちなみにプライズというのは、クレーンゲーム機の専用景品のことを指します。

―そもそもセガに入社したきっかけは?

大穀

私たちふたりは新卒入社の同期でして、今年でちょうど入社10年目になります。私は学生時代からキャラクターグッズが好きで集めていたのですが、そのなかにセガプライズがあったのがきっかけです。将来、このようなキャラクターグッズ製作に携わりたいと思いまして、新卒でセガを受けました。なお当時は、とくにディズニーキャラクターの”スティッチ”が大好きでして、海外にまでディズニーグッズを買いに行くほどの”キャラクターグッズ好き”だったんです(笑)。

前野

私も同じくキャラクターグッズが大好きで、とくにぬいぐるみを集めていたのがきっかけです。また、大学時代にはオリジナルのキャラクターを作ってアニメ制作を手掛けておりまして、”いつか自分のキャラクターの製品を作りたい”、”キャラクタービジネスに関わりたい”と考えていたんです。そんななか、UFOキャッチャーを通じてセガプライズの魅力を知り、この会社でたくさんのぬいぐるみを作りたいと思い、セガの入社試験を受けました。

―学生時代はよくゲームセンターには行かれていたのですか?

大穀

はい。とはいえビデオゲームではなく、おもにUFOキャッチャーやメダルゲームで遊んでいました。

前野

私も、ぬいぐるみ欲しさにゲームセンターに通っていました。当時は、セガのプライズという認識もなく、たまたまUFOキャッチャーで取ったぬいぐるみのタグを見て、「このようなプライズを作る仕事(会社)もいいな」と思ったんです。

CHAPTER 2

部全体で年間に1000アイテム以上の
企画開発を行っています

―マーチャンダイジング部の詳細について教えてください。

前野

マーチャンダイジング部には現在、販売課、プロモーション課、サプライチェーン課、営業企画課、3つの開発課と、合計7つの課があります。
まず、販売課は全国のゲームセンターのオペレーター(経営者)にプライズを販売するのがお仕事です。営業職も兼ねています。
また、プロモーション課はさまざまな販促活動を通してプライズ市場に広めていきます。公式ホームページの運営やTwitterの運用、またオペレーター向けに製品カタログの作成や展示会の運営、さらに製品購入後のサポートもプロモーション課で行っています。
サプライチェーン課はプライズの安全性の確認や、生産ラインのチェックのために工場を視察したりなど、プライズの品質管理および出荷業務を担当しています。
営業企画課はプライズ以外の製品を製作しています。たとえばコンビニ向けのクジや、イベント時に販売する自社キャラクターの物販製品企画も行っています。

前野

そして、私たちの所属する開発課は文字通りプライズの企画・開発を担当しています。なお、開発課は3つに分かれていまして、ディズニー、ディズニー・ピクサー、マーベル、スター・ウォーズを担当する1課、またディズニープライズ以外のファンシー系やライセンスをお借りしないノンキャラ系などの”スタンダードプライズ”を扱う2課、そしてアニメ・美少女系のフィギュア(立体物)を中心に扱う”コアプライズ”担当の3課です。

大穀

なお、弊社のプライズは大きさによって”MAX”、”ラージ”、”ノーマル”、”プチ”の4種類に分けられているのですが、全部あわせて、部全体で年間1000アイテム以上の企画開発を行っています。

―2課と3課で扱われているコンテンツにはどのようなものがありますか?

前野

私が所属する2課では、サンリオキャラクターの”ハローキティ”や”マイメロディ”、”ポムポムプリン”などを継続的に取り扱っています。また、サンリオキャラクター以外にも、”スヌーピー”や”ミニオンズ”、”アンパンマン”や”ドラえもん”、旬の映画タイトルなども扱っております。

大穀

3課で継続的に扱っているタイトルは『エヴァンゲリオン』シリーズ、『艦隊これくしょん -艦これ-』、『初音ミク』、『ガールズ&パンツァー』などです。最近の作品ですと、『ラブライブ!サンシャイン!! 』もあります。また、『おそ松さん』などの”マンガ・アニメ好きの女性向け”アイテムは、2課と3課が共同で開発することもあります。

CHAPTER 3

プライズは、どの面から見ても
わかりやすくしなければいけないんです

―プライズが市場に出るまでの流れを教えてください。

前野

たとえば、2課でおもに扱っているぬいぐるみ製品ですと、まずは「どのようなタイプのぬいぐるみを作るか?」、企画を練るところから始まります。大きさやデザイン、生地などすべてを担当者で考えます。その企画をキャラクターの版権元さまに提案して、許諾を受けた段階でようやく製品製作がスタートです。その後は工場と直接やりとりをし、「この生地を使用して、ここはこの色で」など指示を仰ぎつつ、試作サンプルを作ってもらいます。ちなみに、生産工場のほとんどは海外にありますので、海外スタッフとのやりとりが中心となります。工場窓口のスタッフは日本語が話せるとはいえ、的確にわかりやすく伝えるコミュニケーションは必要不可欠となります。

大穀

基本はほとんど国内で完結すること多いですが、ときには私たちが生産現場に出張することもあります。

前野

そして試作サンプルが出来上がってきたら、版権元さまによるキャラクターのガイドラインに従って、目や鼻の位置、色などをチェックし、監修していただきます。もしも、このときに不十分な場合は、工場に修正をかけて調整していきます。

大穀

なお、3課がおもに取り扱うフィギュアの製作も基本の流れは同じです。ただ、フィギュアの場合は原型師にお願いして、キャラクターのポーズなど相談しながら立体物を作っていく過程が加わります。

―店頭で販売されている製品と、プライズの違いを教えてください。

前野

プライズはゲームの景品なので一般には販売されません。店頭販売の製品とは異なり、UFOキャッチャーのなかに置かれます。ですので、”積みあげやすい形状にする”、”クレーンアームで掴める形状にする”など、製品の形や大きさも重要になってきます。

大穀

また、フィギュア系のプライズは箱を寝かせておいたときにプレイヤーから見える面に絵柄が入っているかいないかで、見栄えが変わってきます。横向きに置いたときの見え方、立てて置いたときの見え方など、さまざまな”置かれかた”を想定して製作しなければなりません。さらに、アームで掴みやすいよう箱に横穴を開けているのですが、その横穴がキャラクターイラストの顔にかかないようにしたりなど、イラストの位置を細かく調整してパッケージを作っています。

前野

プライズはUFOキャッチャーのなかに入っていますから、お客さまが手に取って自由に見ることができませんよね。だからこそ、どこから見てもわかりやすくしなければなりません。とくに、箱に入ったプライズは、なかにどんな製品が入っているかをきちんと伝えるようなデザインにしています。また、クッションなどは、裏面にロゴや絵がないと何の製品だかわかりません。ですから、必ずオモテウラのある製品には、両面にロゴや絵を入れるように心がけています。 このように、プライズは店頭販売の製品を作るのとは、ちょっと異なる部分があるんです。

―プライズのサイズや形に制限はあるのですか?

大穀

とくに規定や制限はありません。ただし、UFOキャッチャーのアームで掴めて、取り出し口から出せるサイズ・形状にしています。

前野

また、マグカップなどの割れやすいプライズは、アームから落下させたときに壊れないよう、試作段階でサプライチェーン課と一緒に厳しい強度テストを行っています。 「UFOキャッチャーはアームでキャッチして落とすゲームなのに、なぜ割れやすい物を作っているんだろう」と思うときはたまにありますけど(笑)。お客さまに喜んでいただけるのであれば、満足できるかたちでプライズ化しようと試行錯誤しています。

©カラー ©GIRLS und PANZER Projekt ©1976,2016 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO.S572681

編集・執筆:ローリング内沢、杉山翔太郎

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