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ローリング内沢のセガ先輩のはなし

先進技術で時代を先取! たまに時代を先取りし過ぎてご愛敬!?
そんなセガを「先輩」に例え、愛をこめてローリング内沢が
自由な切り口で語る不定期連載コラム。

トップスペシャルコンテンツローリング内沢のセガ先輩のはなし 第28回

第28回
『スペースハリアー』の魅力とボスキャラ・レビュー!

以前、当コラムでお届けした、“『ファンタジーゾーン』の魅力とボスキャラ・レビュー!“の第2弾(?)といたしまして、今回は『スペースハリアー』にスポットを当て、その名作と言われる所以(ゆえん)に迫ってみたいと思いまっす!

さて、アーケード版『スペースハリアー』が稼働したのは1985年。ディレクターを務めたのは、その後『アウトラン』『アフターバーナーII』などを生み出した、鈴木裕氏。『ハングオン』に続く、セガの”体感ゲーム”第2弾として『スペースハリアー』はリリースされたんですよね。

当時ボクは高校1年生。コックピット型の大型筐体という見た目のインパクトはもちろんですが、操縦桿(レバー)を倒せば座席が前後左右に可動する、そのテーマパークのアトラクションのようなシステムに「なんだこれ? すごい!」と衝撃を受けたのを憶えています。

『スペースハリアー』筐体

加えて、ひとつ目のマンモスや、双頭のドラゴン、2足歩行のロボットや近未来型ジェット機など、奇妙なキャラクターたちが数多く登場する不思議な世界観にも目を奪われたんですよね。

そして、高性能なハードスペックを活かし、巨大なキャラクターが縦横無尽に動き回る圧倒的な躍動感とスピード感を実現。同時に、色彩の豊かさや、軽快かつ耳に残るBGM(作曲は川口博史氏)も相まって、当時のプレイヤーだけではなく、ゲーム業界全体にも多大な影響を与えた作品なんです。

たぶんですけど、セガのタイトルのなかでも、『ファンタジーゾーン』『アウトラン』などを凌いで、他機種へ移植された数はトップクラスなんじゃないかな?

『スペースハリアー』のこれまでの移植版を軽く挙げると、セガ・マークIII版(1986年)、PC-6001版(1987年)、X68000版(1987年)、PCエンジン版(1988年)、ファミリーコンピュータ版(1989年)、ゲームギア版(1991年)、メガドライブスーパー32X版(1994年)、セガサターン版(1996年)、Wii版(2008年)、ニンテンドー3DS版(2012年)などなど(途中省いているのもあるので本当はもっと多い!)。時期は未定のようですが、Nintendo Switch版でも発売予定だとか。http://archives.sega.jp/segaages/sh/

『スペースハリアー』発売当時のブローシャ(チラシ)表紙

「(オリジナルの)アーケード版はプレイしたいことない」という人でも、ほぼ毎年といっていいほど移植されている他機種版で遊んでいる人も多いと思うのです が、もし機会があれば、ぜひともオリジナルの可動筐体(ローリングタイプと言います。ちなみに可動機能がない廉価版はシットダウンタイプと言う)で、遊んでほしいなあ。

ゲームの内容そのものは移植版と変わらないのだけど、筐体の質感はもちろん、シートの動きや振動、また操縦桿の手触り、シートを伝わって体中に響くBGMなど……それらすべてをひっくるめて『スペースハリアー』という作品だと思うんです。

いまの時代、『スペースハリアー』が現役で稼働しているゲームセンターはかなり少ないけれど、ぜひとも見かけたら1度プレイしていただきたいと思います。

で、ここで余談ですが、以前、とあるゲームメディアのインタビューで鈴木裕さんに、「『ハングオン』『アフターバーナーII』『アウトラン』など、他の体感ゲームと違って、どうして『スペースハリアー』だけ人間を操作するのですか?(人間が主人公なのですか?)」とお伺いしたことがあるのですが、じつはそもそも『スペースハリアー』の主役(自機)は戦闘機だったのだとか。

これ、いまとなっては有名な話ですけど、『スペースハリアー』の開発段階は、戦闘機が主役として作られていたんですよね。

しかしハードウェアの制約から、宙を飛ぶ人間(超能力戦士)に変更されたそう。『スペースハリアー』の筐体が戦闘機のコックピット風になっているのはそれが理由。同時に、『スペースハリアー』という名称も、そもそも主役だった戦闘機(ハリアー)の名前がそのまま残ったものなんですよね。

◆     ◆     ◆

というわけで、そんな『スペースハリアー』に登場するボスキャラたちを独断と偏見でレビューして、今回のコラムを締めくくりたいと思います。『ファンタジーゾーン』と同様に、個性あふれるボスキャラたちが多く、先のステージが見たいがために、がんばってクリアーを目指したものです。

ちなみに全18ステージあるのですが、ステージ5とステージ12はボーナスステージなのでボスは登場しません。ボーナスステージは、味方のドラゴンであるユーライアが登場し、障害物をなぎ倒していくという爽快感溢れるゲーム性。そのユーライアの姿は、映画『ネバーエンディングストーリー』のファルコンを彷彿とさせる愛らしさもありました。

ステージ1(MOOT) スケイラ

『スペースハリアー』の代名詞とも言えるボスキャラ。筐体の横にもイラストが描かれているんだけど、その絵がめちゃくちゃかわいいのでチェック! あとGEEK LIFEさんから、スケイラのソフビフィギュアが出ててこれがまた良い出来!

スケイラ

ステージ2(GEEZA) アイダ / バーバリアン

当時のセガの開発部長”アイダ”さんをモチーフとしたボス。『ファンタジーゾーン』に登場する”IDA-2″も同じく”アイダ”さんがモチーフになっているそう。強面のキャラだけど、ちょっと可愛さが感じられるのもいい。アイダの中心にいるバーバリアンを倒せばオッケー。

アイダ / バーバリアン

ステージ3(AMAR) ゴダーニ

スケイラっぽいけど、顔が鬼瓦風でキモい(失礼!)。スケイラと違って後ろを向かない(ずっと正面を向いている)ので、弱点の顔に素早く連射すればあっという間に倒せる。けっこう見かけだおし(失礼!)。

ゴダーニ

ステージ4(CEICIEL) グリーンバレル

強敵なんだけれど、本作のオープニング画面で主人公のハリアーがバレルの肩に乗っているのを見ると、じつは仲が良いんじゃないの、と思う(笑)。

グリーンバレル

ステージ6(OLISIS) ローリーズ

“スペース落花生”(いま勝手に付けた!)とも言うべき、謎の飛行物体。なにをモチーフにして作られたのかわからないけど、こういう突拍子もないセンスって当時のゲームっぽいな、と感じる。

ローリーズ

ステージ7(LUCASIA) テトラヘドロン

正四面体のボスキャラ。名前もそのまんま、”4”や”正四面体”を意味する。合計8機のテトラが編隊を組み、時計回りに円を描きながら弾を撃ってくるのが特徴。スーパー32X版の説明書には”三面体”という名前で記載されているんだとか。なぜ?

テトラヘドロン

ステージ8(IDA) シュラ

アイダとはちょっと異なるビジュアルの人面岩。じつはエピソードが表に出ていないだけで、このシュラもモチーフになった実在の人がいるのかな、なんて想像するのも面白い。

シュラ

ステージ9(REVI) ゴールドバレル

バレルの色違いバージョン。体が7色に輝いているときは無敵なので攻撃不可。青色になった瞬間に攻撃をすればいいのだが、なかなかそのタイミングが難しい!
この手の同キャラの色違いは当時のゲームにはよくあったよね。

ゴールドバレル

ステージ10(MINIA) トモス

ステージ6のローリーズや、ステージ7のテトラへドロン、ステージ13のオクトパスと同様に編隊を組んで登場。これらの編隊系のボスは一定時間で撤退するので殲滅するのは難しい。しかもトモスは殻を閉じているときは攻撃が効かない!

トモス

ステージ11(PARMS) サルペドン

ステージ3のゴダーニの骨バージョン(?)。攻撃方法もほぼ同じ。ただ良く見ると、ゴダーニと骨格が違うんだよね。似ているけれど赤の他人みたいです。

サルペドン

ステージ13(DRAIL) オクトパス

8体で編隊を組み登場。ステージ6のローリーズに似た動きで攻撃してくる。こいつもまたなにをモチーフにして作られたのかわからないボス。しかもオクトパスって名前だけど”タコ”とも思えないし。ボクのなかで、『スペースハリアー』のイッちゃってるボスランキングの1、2位を争う(褒め言葉!)。

オクトパス

ステージ14(ASUTE) ルーパー / バーバリアン

ステージ2に現れたバーバリアンが、こんどはアイダではなくクラゲに似たザコ敵・ルーパーを”壁”にして再登場。

バーバリアン

ステージ15(VICEL) ヴァルダ

ステージ1のスケイラの骨バージョン(?)。攻撃方法はスケイラと同じ。ヴァルダという別の生き物なのか、それともスケイラの骨のことをヴァルダと呼ぶのか、それならスケイラは骨になっても死なないのかなど、野暮な妄想が膨らむ。

ヴァルダ

ステージ16(NATURA) スタンレイ

はいはい、なんだか最終ボスっぽい感じのビジュアル。
バレルの母艦なのか、下部の中央ハッチから続々とバレルを放出。全ボスのなかで唯一破壊不能なボス。
ここにきて、一定時間攻撃を耐えるとクリアーというゲーム性もテンションが上がる。

スタンレイ

ステージ17(NARK) ウイウイジャンボ

本体の左右に破壊不可能なコマイヌを従えた人間のようなボス。その容姿はターザン? それとも原始人? ステージ13のオクトパス同様、ボクのなかで、イッちゃってるボスランキングの1、2位を争うキャラ(褒め言葉!)。どういう流れでコマイヌを登場させようと思ったのか、その発想がすごい!

ウイウイジャンボ

ステージ18(ABSYMBEL) ※ボス連戦

ステージ18はゴダーニ、バーバリアン、スケイラ、アイダ、サルぺトン、シュラ、ヴァルダの順番でボスが登場し、すべてを倒すと見事ゲームクリアー。まず、ボスの順番がステージの登場順じゃないのと、ステージ17のウイウイジャンボが最終ボスじゃなかったのか?という疑問も含めて謎が謎を呼ぶ。
なお、セガ・マークⅢやその後の一部の移植版ではこれらボスを倒すと、最終ボスのハヤ・オーが登場するというオリジナル要素も。結局、『スペースハリアー』の世界の大ボスはハヤ・オーなの?『スペースハリアー』って奥が深い!

ハヤ・オー
(※画面はニンテンドー3DS版のものです。アーケード版にハヤオーは登場しません。)

ローリング内沢

1970年、東京生まれ。ライター、編集者、ゲーム批評家。
ゲーム情報誌の編集者を経て、2000年4月よりフリーランスとして活動。
得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。
趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
イラスト:荒井清和

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