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ローリング内沢のセガ先輩のはなし

先進技術で時代を先取! たまに時代を先取りし過ぎてご愛敬!?
そんなセガを「先輩」に例え、愛をこめてローリング内沢が
自由な切り口で語る不定期連載コラム。

トップスペシャルコンテンツローリング内沢のセガ先輩のはなし 第13回

第13回
ゲームをポップカルチャーに
押し上げたセガの功績

おかげさまで当コラムは連載13回目に突入! ”13″といえば、西洋においては忌み数とされることがある数字ですが、今回でコラムが打ち切りにならないよう、がんばってまいりますー! ……と、適当に文字数を稼いだところで本題に入ります(笑)。

えー、みなさんは、”セガ先輩”(敬意を表してこう呼ぶ)にどんなイメージを持っていますか?

ここ最近、いわゆる一般のゲーム好き(ゲーム業界人ではないライトユーザーの友だちや知り合い)と、セガの話で盛り上がることが多いのですが、だいたいみんな口を揃えて、「セガってかっこいいよね」という言葉が出てくるんですよね。

まあ、ボクの知り合いなので、そこそこのおっさんが多いのですが(笑)、とくに’90年代前後のめちゃくちゃ尖っていたセガのイメージが焼き付いている人が多い。

もちろん個人的にも、セガといえばやっぱり”時代を先取りする”イメージが強く、いま現在でも未来的な印象を持ってます。そのイメージを、より顕著にしたのが、セガのマスコットキャラクター“ソニック・ザ・ヘッジホッグ”の登場(1991年)だったと思うんですよね。すごくスタイリッシュかつスピード感が感じられるそのデザインは、当時の他のゲームキャラクターにはない魅力がありましたもん。

『セガ・ソニック・ザ・ヘッジホッグ』紹介ページはこちら

『セガ・ソニック・ザ・ヘッジホッグ』アーケード版ブローシャ(1993年)

とくに海外(アメリカやヨーロッパ)でのソニック人気は非常に高く、当時、アメリカのカルチャー誌『WIRED』や、イギリスのファッション誌『i-D』の表紙を飾ったほど。いちゲームキャラクターが、一般誌の表紙を飾るなんて、そのときはとても貴重だったし、そんなソニックの活躍に、「ゲームもポップカルチャーとして認められたんだな」と思ったものでした(現在は、いちカルチャーとして認められているけど、昔はいまほどではなかった)。

また、’90年代初頭~中盤あたりといえば、ゲームとストリートカルチャーが融合しつつあった時代で、若者向けのきちんとデザインされたゲーム系ウェアが出回りはじめたのもこのころ。

もちろん海外からの輸入ものが多かったのだけど、当時買ったソニックのTシャツはいまでも大事に取っておいています。

はたまた、ゲームとストリートカルチャーの融合といえば、『バーチャファイター2』(1994年)のムーブメントにあわせて、東京・渋谷で音楽とゲームをミックスさせた”ポリゴンジャンキー”というクラブイベントが開催されたのはご存じでしょうか(ちなみにイベントの主催者は、テレビアニメ『カウボーイビバップ』や、テレビドラマ『ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史』などのシリーズ構成を手掛けた脚本家の佐藤大氏)。

この”ポリゴンジャンキー”、たしかセガはイベント協力として、アーケード筐体の貸与等を行ったと記憶しているのだけど、当時としては、このようなストリート(クラブ)カルチャーにゲームメーカーが参画するなんて珍しかった印象があります。そういう意味では、やはりセガは、時代を先取るチャレンジ精神旺盛な会社なんだなあ、と。

さらには、スケートボードでジャンプトリックが楽しめる体感スポーツゲーム『トップスケーター』(1997年)や、本物のDJの操作感をシュミレートしたDJゲーム『クラッキンDJ』(2000年)など、ストリートカルチャーやクラブカルチャー寄りの作品が次々とリリースされ、セガの懐の広さとチャレンジ精神を感じたものでした。

『トップスケーター』紹介ページはこちら

とくに、『クラッキンDJ』は、ふたつのターンテーブル(いわゆるレコードプレイヤー)と、クロスフェーダー(左右のターンテーブルから音を出すためのレバー)が付いていて、実際のDJ機材に近いのが特徴。

『クラッキンDJ』紹介ページはこちら

(左)『トップスケーター』(1997年)
(右)『クラッキンDJ』(2000年)

ボクも趣味でDJを嗜みますけど、『クラッキンDJ』のプレイ感覚は、非常に本物のそれに近く、「DJの楽しさを上手にゲームに仕上げたなあ」とビックリした記憶があります。

このように、ソニックの登場はもとより、当時、かなりスタイリッシュな作品が多かったセガ。国内はもちろんだけど、とくに海外での”セガ=クール(かっこいい)”という印象を大きく昇華させた出来事だったのかもしれません。とくに、ゲームをポップカルチャーに押し上げたセガの功績は大きかったと思うんですよね。

ボク自身やボクの友だちが持っているセガのイメージはこんな感じ。昨今の若いゲームファンたちが持っているセガのイメージとでは、またちょっとカタチが違うのかもしれないですね。そこらへんどうですか? 幅広い世代の方にぜひ教えてもらいたいなあ、なんて思いまっす。

『クラッキンDJ』ターンテーブル

文・ローリング内沢/2017年09月08日掲載

ローリング内沢

1970年、東京生まれ。ライター、編集者、ゲーム批評家。
ゲーム情報誌の編集者を経て、2000年4月よりフリーランスとして活動。
得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。
趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
イラスト:荒井清和

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