プライベートでも
ほとんどゲームセンターにいます

-ちなみに、プライベートではなにをされていますか?

サッカーが好きなので、観戦はもちろんですが、専門雑誌を読んで情報を仕入れています。あとは甥っ子と遊んでいますね(笑)。
それ以外はほとんどゲームセンターにいます(笑)。
自分が開発に携わった『コード・オブ・ジョーカー』や『ワンダーランドウォーズ』、『ロード オブ ヴァーミリオン』などをプレイしています。

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― 開発者であると同時にプレイヤーなのですね。

そうですね。とはいえ、最初は開発者とプレイヤーの境界線について悩んでいました。自分が携わったゲーム以外の作品を遊んでいると、「ほかのゲームやってんじゃねーよ!」とネットなどでユーザーからご注意を受けたりしたこともありました(笑)。
最近は、そういう声にも慣れ、プレイヤーと開発者の境目を気にせずに楽しんでいます(笑)。開発者であり、現役のプレイヤーであるということが、ゲーム作りに活かせることも多々ありますので。ですから、いまでもさまざまなゲーム大会に出場することもあります。

― ゲームセンターでユーザーから声をかけられることも多そうですね。

声はよくかけられます。
その際、ユーザーからゲームに対する意見があれば、それをきちんと受け止め、開発チームへフィードバックします。ユーザーの声は大切にしていますね。
なお、ユーザーに"商品を作っている人の顔"を認識してもらうことは、ゲームにおいても重要だと思っています。たとえば料理にしても、ステーキを焼いている調理人が見えると美味しく感じたりしませんか?それは作っている人の顔・雰囲気が感じられるからだと思うんです。
逆にそれが感じられないと、同じものを食べても美味しさや感動が違ってくる場合もあると思うんですよね。私も"いちプレイヤー"として、開発者の顔が見えたり、直接話ができるというのは嬉しいですし、プレイモチベーションも上がります。
ですから、どのような人がどんなことを考えて作っているのか、ということをユーザーに知ってもらうために、ゲームセンターでのコミュニケーションは取るようにしていますし、メディアなどでも前に出るようにしています。


編集・執筆:ローリング内沢、杉山翔太郎