Creator’s Interview

作曲するときには、さまざまな曲を
たくさん聞いて引き出しを作るんです

-楽曲制作においてインスピレーションが湧くのはいつですか?

キーボードのまえに座ってからです。帰り際に思いついたりしても忘れてしまうので(笑)。
さきほども少しお話しましたが、作曲するときにはまず、依頼された楽曲と同じジャンルの曲をたくさん聞いて引き出しを作るんです。それからそのジャンルのどこが心地よくて、どこが受け入れられているかを分析します。
その分析で抽出した"心地よさの核"を、自分自身が好きな音と掛け合わせていきます。
最初のスケッチはキーボードだけでササッと作りますが、そこからはコツコツと試行錯誤を重ねていくんです。まさに日々努力です。何度も言いますけど曲制作は、レゴ・ブロックと似ているんですよね(笑)。この部品を使ってこう組み合わせて……というような曲作りをしています。
ちなみに、昔の方がゲーム機や音楽機材の性能的に使用できる音に制限がありましたので、よりブロックの組み立てに近かったです。

-昔のゲーム音楽制作ならではのエピソードはありますか?

たとえば『ハングオン』では、ハードウェアにボイスや効果音を出すための再生チップが搭載されていまして、そのチップにドラムの音を載せてサンプラーの代わりにして使ったんです。きちんとしたサンプラーを使えばいいのでは、と思うかもしれませんが、当時のサンプラーは値段が高くてなかなか手が出せなかったんです。 厳密にはサンプラーではなくボイス再生用のチップですので、使用できる音域に制限がありました。ただ、その制限があるチップ(音域)を、いかに100パーセント使用するか、さらにそれをどう曲作りに活かすか、ということに挑戦するのが楽しかったんですよね。

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